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一面の焼け野原
撮影日不明
焼夷弾を浴び、焼け野原になった横浜の市心部。桜木町駅上空から根岸湾方向を撮影したものだ。写真下に連なる4本の黒い屋根は貨物専門駅の東横浜駅。現在のJR桜木町駅前のバスターミナルなどがあるところだ。その右、弓なりの形をした駅は京浜東北線の桜木町駅。
(横浜市史資料室所蔵)
青空市場 闇市 メチルアルコールによる死亡・失明者続出
ピカドン 一億総ざんげ
「りんごの唄」
横浜大空襲(5月29日)、米軍が横浜進駐(9月)、BC級戦犯裁判が横浜で開廷(12月)
東京大空襲(3月)、ドイツ無条件降伏(5月)、沖縄本島守備隊全滅(6月)、広島・長崎に原子爆弾、太平洋戦争終結、マッカーサー元帥が厚木到着(8月)
生き残った横浜市民の足、市電
焼けただれた車両を線路から外し、満員の客を乗せた市電はあえぎながら市民の足として活躍した。中区の曙町付近
伊勢佐木町通り
瓦礫の街となった伊勢佐木町通り。直撃弾を受けず焼け残った野澤屋(手前右)と松屋(その奥)
徴用
9月2日撮影
横浜港大さん橋入り口には米軍の兵員輸送のため、神奈川中央交通のバスなど、県内で“生き残った”バスが徴用された
横浜寶塚劇場
9月撮影
焼失をまぬがれた馬車道の横浜寶塚劇場(現在の関内ホール)は、「伊豆の娘たち」と「花むこ太閤記」を早速上映した